うちでは近所でススキと萩の花を採ってきて、お月見用のお団子も作って、オールスター感謝祭見ながらお月見をしました。
ちょっと曇ってたけど、雲の合間に見える月はまん丸でものすごく明るくて、秋の月を愛でてきた日本人って素敵だなぁとしみじみ思いました。
今日の月は、さながら紫式部の和歌のよう。
めぐりあひて みしやそれともわかぬまに
くもがくれにし よはのつきかな (紫式部)
歌そのものは、久しぶりに会ったのにあっという間に別れの時を迎えてしまった旧友を、見えては雲間に隠れてしまう月にたとえたもの。
そういう旧友がいるわけじゃないけど、「あー、また雲に隠れちゃった…」と、月が見えなくなるのを残念に思う気持ちだけは、今日の自分の気持ちにぴったりだなぁと思いました。
おまけ。
ススキと萩と、月見団子。
せっかく「秋の果物をお供えしなきゃ!」って思って梨を買ったのに、食べるの忘れました…。しゅーん。