2010年11月13日

ブックレビュー:半夏生

半夏生―秋山佐和子歌集 [単行本] / 秋山 佐和子 (著); 砂子屋書房 (刊)

私はどちらかというと短歌が好きです。図書館の『俳句・短歌』のコーナーに行っても、ついつい短歌の歌集を手にとってしまう。

この歌集は、秋山佐和子さんの短歌を集めたものです。
秋山佐和子さんがどんな方かは存じませんが、歌を拝読する限り、ちょっと年配で、上品な方?歌に旧仮名遣いを織り交ぜているので、少し古風な感じもします。

いろんな歌が収められていますが、なんとなく、秋の夜長に読むのにいい歌集。
いいなと思った歌をいくつか紹介しておきます。
ベランダに月仰ぐ子は背伸びして 内緒ごとひとつ聞かせてくれたり

よもぎの葉ちぎりてかをる指先を 夫に差し出す土手に座りて

何もかも覚えておかう春らんまん 桜の堤を歩みしけふも

ひったりとわが胸に来しみどりごの 命の重み丸ごといだく


posted by かずみ at 22:17| Comment(0) | レビュー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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